2018/06/19 14:15
1.レトロ可愛くパフォーマンスも高めな『単帯』のすゝめ
本日はこの時期(5月)にウェブと店頭でおススメする、帯について
ドロシーさんとお話していたのですが、そこでプッシュしていただいたのが『単帯』。…ん??ひとえおび??
『単帯』って皆さんご存知ですか?
『単着物(ひとえきもの)』はよく聞きますが。
今はあまりありませんが、帯芯の入っていない単仕立ての帯です。
いわゆるセミアンティークにたまに見られますね、あと博多帯。
あ、でも芯が入っていないからって
羅などの夏帯と混同しないように(夏帯は透けているものが多いです)!
私は単着物というと6月と9月しかOKじゃない
(最近はそうでも無いようですが…)ってイメージがあります。
単着物はそうですが、単帯(=単仕立ての帯)はそうではないようで、
真夏用の薄物をのぞく着物で絞めてOKのようです。
要するに真夏以外OK!カジュアル着物ユーザーのドロシーちゃんおススメです。
これからの時期は柄によっては浴衣とコーディネートをして、
ハイグレードな浴衣の着こなしに挑戦するのもいいかと…!
2.やっぱり便利、一家に一本!?博多帯
万能な帯っていうとやっぱり“博多”一本持っておくと何かと使えます。着物の諸先輩方は口をそろえて、
「博多は一本持っておくと便利よ。」
わたしは個人的に締めるときのキュキュっていう良い絹音が好きです♪
博多も前述の単もあれば、羅などの夏物、芯の入ったものも。
また仕立ても半幅もあれば名古屋も、グレードもピンからキリまであります。
その中でも献上柄はカジュアル~セミフォーマルまでオールマイティに締めてOK!
夏物の博多以外はシーズンも真夏以外OK!
とりあえずは博多帯、困ったときの博多帯、
自分の好きな色に合わせやすい一本を持っておくと良いですね!
この記事は2018年7月3日に加筆転載しました。